MySQLの研修開始から経過した2週間を振り返って。
1週目
課題と成果
課題
基本、テキストを配られてそれを教材に学習する自習方式だが、チームに分かれてのMySQLのマスター/スレーブのレプリケーション構築(GTIDあり)およびその手順書作成の課題は頂いた。それとは別に、とにかくMySQLを少しでも知る、というアバウトな課題を自分で設けた。
結果
上記レプリケーション構築およびその手順書作成は無事完了した。その他、自習の成果として以下がある。
1週目の反省
レプリケーションで多くのサーバを立てることから作業サーバをわかりやすくしたいと思い、/etc/motdにAAを描いていて、それに数時間費やしたこと。
2週目
課題と成果
課題
- テキストでの自習
- ローカルリポジトリの作成
Galera用パッケージをrpmで個別インストールする際に発生する依存関係を解決するため、というのが目的 - 検証環境へのパッケージインストール
- Galera Cluster for MySQLを用いたMySQLのマスター/スレーブのレプリケーション構築
結果
- テキストでの自習は捗らなかった。内容が頭に入ってこない。
- ローカルリポジトリの件については、以下が勉強になった。
- yumのlocalinstallサブコマンドでローカルのrpmをインストールする際に依存関係を別のリポジトリで解決できることを覚えた。
- マウントなんてLPICの勉強以外でほとんど経験なかったんだけど、isoファイルをマウントする必要があり、良い復習になった。
- 検証環境へのパッケージインストールは特に大きな苦労はなかったが、いくつかメモ。
- 他のメンバー(経験浅い)も理解および実施可能な手順書を作成する必要があったが、下手に親切設計にすると更に誤解を招くため"簡便さ"の難しさを痛感した。
- 講師との意思疎通が足りなかったため。講師の想定通りとはならなかった。どうにも、あの講師は説明不足だ。せっかちなんだろう。あの人と仕事をするときは、要件を聞き出さないと失敗するだろうから気をつけなければいけない。
- Linux コマンドを少し学んで欲しいということでscp使ってを各検証サーバから取得するような手順にしてほしいとのことだったが、なにをどういうふうに取得させるかなど、気を使った。結局、取得先に用意したrepoファイルとrpmファイルをtar.gz形式にまとめたものを取得してもらい、取得後に展開してもらうだけの手順とした。
- Galera用MySQLを用いたマスター/スレーブのレプリケーション構成については以下の縛りを設けて行った。
- 1週目に作成した構築手順書は見ない
- ブログなどの答えが書いてあるページは見ない
- MySQLの公式マニュアルしか見ない
その結果、GTIDなしは簡単だったが、GTIDモードありはちっともCTIDがONにならず手こずった。しかし、マニュアルの見方や、最低限の必要な設定がわかったりと実りも多かった。
2週目の反省
innodbの仕組みを学ぶはずが、座学が全く頭に入らず、無為に時間を過ごしてしまった。
もっと、効率化を意識しなければいけない。
総括
Galeraを初期設定できるくらいで、大して技術力は身についていない、というのが現実。簡単なことしかしていない。
とにかく、もっとMySQLを学ばなければいけない。
以上