【IT系】Could not update ICEauthority file /home/<user name>/.ICEauthority: ICE Auth Lock Timeout.
タイトルのエラーが表示され、myアカウントでログインできませんでしたの巻
このエラーもご多分に漏れず、所有者関係が原因でした。
とっいっても、ググってでてくる ~/.ICEauthority 自体ではなく、myアカウントの /home/<user name>/ の所有者:グループが知らぬ間に(元々?) root:root になっていたことが原因でした。
あくまで、「このエラーの原因」ですが。
根本的な原因究明は出来ていないです。
とりあえず、現象と対応とその結果および原因をざっくりと。
【現象】
以下、エラーメッセージがダイアログに表示され、ログイン画面に戻される。
"Could not update ICEauthority file /home/<user name>/.ICEauthority: ICE Auth Lock Timeout."
【対応】
前提1:前日に、sysstat と logwatch を導入した。
前提2:筆者は、 ~/.ICEauthority というファイルの存在を知らない。
前提3:筆者は、物理マシンにLinuxを入れてまともに使うのは初めて。(以前に、CentOSをいれたことはあるけど、本当に入れただけ)
本題:
- まず、このファイルがなんなのかわからないので、仕方なくrootでログインして、ファイルを確かめる。
- fileコマンドで確かめてみると、バイナリということで、中身を見るのは諦める。
- ls -la --time-style=+'%Y%m%d %H:%M:%S' /home/<user name>/ で当該ファイルの更新時刻を確認する。
- 更新時刻周辺を /var/log/messages で確認する。重要な変更は sudo コマンドを使用しているはずなので /var/log/secure を確認したかったが存在しなかったので今回はパス。(OpenSUSEは /var/log/secure がデフォルトで存在しない)
- 当該時刻周辺と同様の動作が発生する箇所のログを、発生日とその前日で確認したところ、とくに変化はない。
- エラー内容から推測するに、おそらくパーミッション等によりロックされ、Timeout したということだろう。(てか、エラーメッセージそのまま)
- ファイルじゃなければ、ディレクトリなのではと、 ll /home とするとビンゴ。
- 所有者とグループをあるべき姿に戻し、 reboot。
【結果】
元通り、ログイン可能になる。(ホームディレクトリの所有者とグループは、 user name>:users に変更済み)
【原因】
普通、ホームディレクトリの所有者:グループは、"user:group"になっているはずなんだけど、ここはなぜか root:rootであったことが原因。
【原因の原因】
不明。
以前、パスを忘れた際に設定しなおしたがその時が原因か。
であれば、なぜ、今日になって発生した?
起動、停止は毎日していたのに、なぜ?
ということで、わからず。
.ICEauthority はX Window関係らしいですが、正直今回のケースではそんなのどうっでもいい気がする。
根本的原因ではないしね。
sysstats も logwatch も関係ないと思うんだよなぁ。
ヒューマンエラーの可能性濃厚か……orz